東京五輪まであと四年―台湾差別撤廃運動を強化したい : 台湾は日本の生命線!

投稿日 :2016年7月24日

東京五輪まであと四年―台湾差別撤廃運動を強化したい : 台湾は日本の生命線!
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2016/07/24/Sun

二〇二〇年の東京オリンピックの開幕まで本七月二十四日でちょうど四年。

日本は金メダル数での世界三位という目標を掲げるが、是非をそれ達成し、国威を高め、この日本を世界から尊敬され、信頼される国にしてほしい。そしてそのようにして、国の未来を担う子供たちに誇りと自信を与えてもらいたい(実際に招致の段階で「1964年東京大会で生まれた国民の団結、誇り、自信を再び取り戻す」との構想を掲げていた)。

ところでもう一つ、日本がより立派な国となるために、台湾代表に対するIOC(国際オリンピック委員会)による不当な差別扱いを是正することを提案したい。

オリンピック憲章は次のように規定する。

「オリンピック憲章の定める権利および自由は人種、肌の色、性別、性的指向、言語、宗教、政治的またはその他の意見、国あるいは社会のルーツ、財産、出自やその他の身分などの理由による、いかなる種類の差別も受けることなく、確実に享受されなければならない」

ところが台湾代表だけは、中国に配慮するとの「政治的な理由」により、「中華民国」との国名や「台湾」という地域名の代わりに、「中国領台北」を意味する「チャイニーズタイペイ」との名義を押し付けられているのだ。

そうしたことを日本は止めさせることはできないのか。大会運営の組織委員会や政府に、それを訴えたい。

また全国の心ある国民にもそのように、「台湾差別を止めろ」「オリンピックに政治を持ち込むな」と訴えることを呼び掛けたい。

「中国領台北」の名を国際社会に定着させ、台湾侵略への支持を取り付けようと躍起になる中国覇権主義を許さないという正義と勇気の姿勢を断固として示すことができるなら、それこそまさに他国には為し得ない金メダル級の国家的義挙となろう。

そのために我々はこの残された四年の時間の中で、引き続き訴えを続けて行くつもりだ。