台湾人女性が都庁前で「台湾は台湾!チャイニーズタイペイではない!」 : 台湾は日本の生命線!

投稿日 :2016年10月27日

台湾人女性が都庁前で「台湾は台湾!チャイニーズタイペイではない!」 : 台湾は日本の生命線!
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2016/10/27/Thu

二〇二〇年の東京オリンピックでは台湾選手を「チャイニーズタイペイ」(中国領台北)ではなく「台湾」の名で迎え、応援しようと呼び掛ける「台湾2020東京」アクション。目下、ネット署名の呼び掛けなどを行い、日本により台湾の方で大きな反響を呼び、大きなニュースにもなったりもしている。

たが肝心の日本では、台湾に比べて盛り上がりに欠けるのは、やはり日本人が「チャイニーズタイペイ」の呼称強要問題を「他人事」と受け止められているからだろう。問題が存在することにすら、多くの人は気付いていないはずである。

国際社会に圧力をかけ、台湾にこうした自称をせざるを得ないよう追い込んでいるのが中国だ。あの国の狙いは言うまでもなく、台湾侵略を完遂するため、台湾が中国の一部であるとの印象を世界に広げることである。したがって地政学的に台湾とは運命共同体である日本には、とても他人事とは言えないはずなのだが・・・。

ただそこまで難しい話はせずとも、もし日本人が台湾がオリンピックで受ける不当な差別待遇と、それによる台湾の人々の気持ちに思いを馳せるなら、この問題がここ日本において二〇二〇年までに解決するのが妥当であることは理解できるはずだ。日本人の道徳感覚や台湾に対する親近感を考え、そう期待しているのだが如何。

さて、一人の東京在住の台湾人女性がこのほど東京都庁前において、昼休みで外に出て来る職員などに「台湾2020東京」アクションの宣伝チラシを配布したのだそうだ。

とても勇気のある行動である。きっとやむに止まれぬ気持ちだったのだろう。

現場では多くの人がチラシを受け取ったらしい。そこに載る「二〇二〇年東京オリンピック」の文字にみな関心を示すのだとか。本人に感想を聞いたら「楽しかった」とのこと。

そこで気になったのは、チラシを受け取って読んだ人々の反応だ。すでに東京都は、それが事実上運営に当たる東京マラソンにおいて、台湾人大勢参加する台湾人に「チャイニーズタイペイ」の名義を押し付けている。「このままではいけない」と感じることはできただろうか。

それはともかく、故国のためにたった一人で立ち上がった女性には敬意を表さずにはいられない。

我々日本人も引き続き頑張ろうと思っている。全国各地の呼応をお願いしたい。


ダウンロードは以下で
https://taiwan2020tokyo.org/flyer/taiwan2020tokyo_201608.pdf
※大量に配布する場合は「台湾2020東京」までご一報を。