【2017年夏季ユニバーシアード 】台北で独立派が大規模な台湾正名行動! : 台湾は日本の生命線!

投稿日 :2017年8月17日

台湾は日本の生命線!より、8月19日から台湾の台北市で開催される「2017年夏季ユニバーシアード」に対してアクションが行われたました。その報告です。

ユニバーシアードについては下記をご覧ください。
2017年夏季ユニバーシアード wiki
第29回ユニバーシアード競技大会(2017/台北) – JOC


台北で独立派が大規模な台湾正名行動!―台北ユニバーシアード開幕を前に東京オリンピックへ向けたウォーミングアップ
http://mamoretaiwan.blog100.fc2.com/blog-category-47.html
2017/08/13/Sun

日本国民のどれだけ理解しているかはわからないが、地政学的に見て日本と台湾は、中国の軍事的脅威の前においては完全に生命共同体。日本としても、台湾の二千三百万人民が中国に呑み込まれるのだけは阻止しなければならない。

そしてそうした状況だからこそ、日中共同声明とやらに拘束される政府には残念ながらいまのところ無理でも、我々民間であるならば、「日台生命共同体」防衛のための両国関係強化の活動は、やろうと思えばいくらでもできるはずだ。

そしてそうした活動の先駆けとして現在始動しているのが、我々の2020東京五輪「台湾正名」運動である。


2020東京五輪「台湾正名」運動は日台生命共同体理念に基づく両国関係強化のための運動でもある

オリンピックという世界中が注目するイベントにおいて台湾代表は、「チャイニーズタイペイ」(中国領台北)との自称を強要されているが、日本で開催の二〇二〇年オリンピックでは、中国の不当な政治的圧力を跳ね返し、「台湾」の名で参加させようと、両国民間の連携の下で進んでいるところである。

こうした連携こそが中国に対して大きな力を発揮するのだ。実際にこうした動きに対し、中国では政府が非難のコメントを発し、御用メディア群も誹謗中傷の宣伝を展開しているが、それはやはり脅威に感じているからに他ならない。何しろ我々の真実に基づく「台湾は台湾人の国だ」との主張は、「台湾は中国の一部だ」とするあの国の虚構宣伝を簡単に打ち破ることができるからだ。

さて、その台湾での運動だが、八月十二日に台北で大規模な行動があり、話題となった。

正名運動に取り組む独立派の政党、団体などに属する青年層が結成した「台湾正名行動小組」が行った「812正名行動—台湾はチャイニーズタイペイではない」がそれだ。

先ずこの行動が行われるに至った背景を述べよう。

八月十九日から台北ユニバーシアード競技大会が開催されるが、中国は団体競技をボイコットする。それは「昨年5月に発足した台湾の蔡英文政権は中国が主張する『一つの中国』原則を認めておらず、政治的圧力をかける狙いがあるとみられる」(産経新聞)が、その他、台湾での開催でありながら、台湾選手が「チャイニーズタイペイ」の名の下でしか参加できないことに不満を抱く独立派の抗議や、「一つの中国」を否定するアピールに曝されるのを警戒したとの見方もある。

そして実際に、そうした活動は開始されたのである。まず批判の矛先が向けられたのが、台北市が発行した英文の大会パンフレットだ。

それには、「タイワン」という地名(国名代わり地域名)が「チャイニーズタイペイ」と改竄されていたからだ。主催者である国際大学スポーツ連盟(FISU)の指示だ。そもそも「チャイニーズタイペイ」とは台湾の五輪委員会の名であって地名ではないのだが、FISUは中国の顔色をうかがい、そうしたことに手を染めたのだろう。

かくてこれを正すべく、結成されたのが「台湾正名行動小組」である。そして彼らの抗議活動も功を奏し、台北市は八月十一日、「チャイニーズタイペイ」を「タイワン」へと刷り直した。

そして十二日の行動だ。大勢の人々が結集し、それぞれ「Taiwan is not Chinese Taipei」「Let Taiwan Be Taiwan」と書かれた二つの三十メートルもの長さの横断幕を広げて気勢を上げ、それを空撮するというパフォーマンスを行い、耳目を集めることに成功した。


場所は政権与党の民進党本部前。中国との摩擦を恐れ、台湾正名に消極的な同党の覚醒を促そうとしたわけだ。
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この台湾正名行動はユニバーシアードの閉幕式まで継続される。次は開会式に出席する国際オリンピック委員会の会長に対し、東京五輪での台湾正名を訴えるという。




今回の台北ユニバーシアード「台湾正名」運動は、東京五輪「台湾正名」運動に向けたウォーミングアップだと、彼らは豪語している。いずれ我々日本勢とも合流することになるが、その日がとても楽しみである。

なおこの日現地では、我々日本側と同様、東京都議会に東京五輪での台湾正名を請願する署名集めも行われた。