「チャイニーズ・タイペイ(中華台北)」呼称に拒否感 「台湾」へ改名運動も ユニバーシアード大会 – 産経ニュース

投稿日 :2017年8月23日

「チャイニーズ・タイペイ(中華台北)」呼称に拒否感 「台湾」へ改名運動も ユニバーシアード大会

「チャイニーズ・タイペイ(中華台北)」呼称に拒否感 「台湾」へ改名運動も ユニバーシアード大会 – 産経ニュース
http://www.sankei.com/world/news/170822/wor1708220042-n1.html

 台北市で開会中の学生スポーツの祭典、ユニバーシアードで台湾の呼称は五輪に準じ「チャイニーズ・タイペイ(中華台北)」と表記されるが、台湾では「台湾に改称するよう求めよう」との議論が起きている。開幕前の12日には、市内で「台湾は中華台北とは違う」と書いた巨大な横断幕を掲げた集会が開かれた。

 民間シンクタンク、台湾民意基金会による最近の世論調査では「中華台北」の名称を望まない人が48%に上り、望む人の42%を上回った。

 「中華台北」の呼称をめぐっては、1971年に中華人民共和国が国連に加盟後、同国はスポーツなどでも「一つの中国」原則に基づき「中華民国」(台湾)の排除に動き、79年に名古屋で開かれた国際オリンピック委員会(IOC)会議で現在の呼称への変更を決議した経緯がある。(共同)