日本の台湾支持の声届く!/台湾で報道された東京五輪「台湾」正名集会(1) : 台湾は日本の生命線!

投稿日 :2016年10月13日

日本の台湾支持の声届く!/台湾で報道された東京五輪「台湾」正名集会(1) : 台湾は日本の生命線!
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2016/10/13/Thu

中国の圧力に屈したIOCの誤ったルールを乗り越え、きたる東京五輪では台湾選手団を「チャイニーズタイペイ」ではなく「台湾」の名で迎えようと訴えるべく、我々台湾研究フォーラムは十月十日、二〇二〇東京五輪「台湾」正名集会を都内で開催したところ、台湾の最大手紙自由時報(十二日)がこれを報道した。

日本での話題ではあるが「国際面」ではなく、二頁目の「焦点面」に掲載されたのは、集会が重要視された証だ。会場で採択した決議文で「日本人はつねに台湾の側にある」と強調した如く、「台湾」の名での五輪参加を求める多くの台湾人に激励メッセージを送ることも今回の開催目的の一つだったが、こうした報道のおかげで、それはある程度達成されたと思っている。主催者としては望外の喜びだった。

またこうした結果を集会に参加し、あるいは関心を寄せてくれた人々に対しても報告したい。

以下に記事の日本語訳を掲げる。


自由時報(10月12日)
■東京オリンピック 日本人が台湾正名を応援
〔駐日特派員張茂森/東京十一日〕
TAIWAN IS NOT CHINESE TAIPEI!

日本の「台湾研究フォーラム」など民間の二百人近くは十日、「東京五輪(オリンピック)台湾正名集会」を開催し、日本の民衆に対して台湾を応援し、台湾が二〇二〇年の東京オリンピックで「台湾」の名で出場させるよう訴え、併せて「日本人は永遠に台湾の側にある」とする決議文を採択した。

司会を務めた台湾研究フォーラム会長の永山英樹は「台湾は中国ではなく、チャイニ―ズタイペイでもない。台湾は台湾だ」と指摘。日本で台湾を支持するすべての個人、団体は連結し、安倍晋三首相や小池百合子都知事に対し、東京オリンピックでは台湾は「TAIWAN」の名で出場させるよう提議しようと求めるとともに、台湾人と日本人は共に立ち上がるようアピールもした。

現在、「台湾の台湾名での東京オリンピック参加」署名活動に応じている日本人(※)は五万人を超えている。主催者は五十万、あるいは百万人にまで増やし、圧力を形成したいと考えている。

(※正確には日本人だけでなく、それ以上に台湾人が署名活動に応じている。目下総計六万人近く)

集会では在日台湾同郷会副会長の王紹英、埼玉県議会議員の鈴木正人、前東京都議会議員の土屋敬之、吉田康一郎、アジア自由民主連帯協議会事務局長の三浦小太郎、日本文化チャンネル桜の水島総代表などが登壇し、力強く台湾支持を表明した。

採択された決議文には「四年に一度のオリンピックで、唯一自らの国名を使用できないのが台湾。デタラメなChinese Taipeiの名を強要されているが、それは完全に『台湾は中国の領土の一部』とする中国の全世界に向けた宣伝を助ける嘘。日本政府、東京都、JOCは中国に利用されてはならない。日本人は永遠に台湾の側にある」とあった。