【他の署名の紹介と今後について】Let Taiwan Be Taiwan at the Tokyo Olympics「台湾を「台湾」として東京オリンピックへ」

投稿日 :2021年5月31日

署名サイトchange.orgの進捗状況メールマガジンにて下記内容を配信いたしました。

【他の署名の紹介と今後について】Let Taiwan Be Taiwan at the Tokyo Olympics「台湾を「台湾」として東京オリンピックへ」

【台湾2020東京】【他の署名の紹介と今後について】Let Taiwan Be Taiwan at the Tokyo Olympics「台湾を「台湾」として東京オリンピックへ」

お久しぶりです。よろしくお願いいたします。

まず最初にLindell Lucyというアメリカ人の方が集めている「台湾を「台湾」として東京オリンピックへ」のネット署名を紹介します。

署名文書は日本語の他、英語、中国語、韓国語が用意されています。

ご賛同いただける方はご署名ください。

Let Taiwan Be Taiwan at the Tokyo Olympics
「台湾を「台湾」として東京オリンピックへ」

https://www.change.org/let-taiwan-be-taiwan

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【この署名の今後について】

●東京オリンピックまで2ヶ月を切りました。

コロナ禍の中で日本と台湾の絆はより深まり、国際社会全体で中国政府への不信感がより強くなる状況が続いています。
中国政府の妨害は続きますが状況は良くなっていく希望はあります。

2018年の台湾の「台湾名称での東京オリンピック参加の国民投票」は僅差で反対票が勝ちました。
原因は「台湾名義なら出場資格を失う」というIOCバッハ会長の発言だと推測しています。
オリンピックに出場できるかどうか「選手が人質」になってしまったわけです。
そして選挙で民意が示されたということでこの運動は終了だという空気になりました。肯定的な意味で使命は終わったという声もありました。

ただ台湾について政治的な状況が悪くなったかと言えばむしろ逆で、今年5月の日米首脳会談を見れば分かるように日米の台湾政策は見直され、さらに台湾を支持する国家も増え、それに中国が猛反発しています。
ただ2022年の北京オリンピックを控えた中国政府はそういった動きに対して声は上げますが具体的な制裁はせず非難のトーンを抑えています。

●中国の人権問題を理由に北京オリンピックのボイコット運動があります。

同じ中国政府に抗議する運動としてアプローチしましたが東京オリンピックとは分けたいという声がありました。

中止か開催かコロナの問題が絡んで複雑になっている現状があり、東京オリンピック反対運動や妨害に見えるような運動は避けたいという判断です。

ただひとつ言えることは「チャイニーズタイペイ」という呼称がIOCは政治的に中立な組織ではない証明です。ボイコットに対し「オリンピック憲章の精神に反する」という声に反論するとすれば「中国への特別扱いはなぜ受け入れられているのか?」という意見です。

●署名の提出について

具体的な提出について、在日台湾人の団体や台湾を応援する日本の団体の方々に改めて呼びかけようと思います。
政治的に中国包囲網が出来て行く中で、この署名を提出すべきかそれぞれの立場によって意見があるはずです。

署名は基本的に印刷したものを提出するわけですが現状で8万人=8千枚の量です。
署名を集めはじめてから香港の法律が変わったこともあり、この署名に参加した香港人の方が逮捕されるきっかけになることは避けたいと個人的には思っています。

この署名集めるために利用しているサイトchange.orgに問い合わせたところ、署名数だけを相手に伝える方法、印刷せずにメディアに入れたデータで渡したり、マスコミにアピールするプレスリリースなどのサポートがあるようなので相談しながら方法は検討できると思います。