2020東京五輪「台湾正名」推進協議会が発足へ! 2017年より請願署名運動を開始 : 台湾は日本の生命線!

投稿日 :2017年1月1日

台湾研究フォーラムの永山英樹氏を中心に、オリンピックの開催地である東京都議会に提出する請願署名運動がスタートしました。
運営や署名の送付先は「2020東京五輪「台湾正名」推進協議会」が行います。
こちらの署名は書面で行われます。PDFファイルを作成しましたのでダウンロードしてお使いください。

・署名用紙
https://taiwan2020tokyo.org/tokyoto/taiwan_shomei_2017.pdf
・中文の説明
https://taiwan2020tokyo.org/tokyoto/taiwan_shomei_taiwan_2017_twn.pdf

「台湾2020東京」は実効性のある東京都議会へのアクションとしてこの運動を支持します。

※2017年の1月3日に台湾研究フォーラムが靖国神社前で署名活動を行います。


2020東京五輪「台湾正名」推進協議会が発足へ!ー2017年より請願署名運動を開始 (附:1・3靖国神社前署名活動の案内)
http://mamoretaiwan.blog100.fc2.com/blog-entry-3034.html
2016/12/30/Fri

オリンピックなどスポーツの国際試合に出場する台湾選手団の「チャイニーズタイペイ」と言う呼称に、日本人は違和感を覚えないだろうか。

それを日本語訳すれば「中国領台北」であるが、「これはおかしい」と感じない者はきっと、中国の台湾侵略を正当化するための「一つの中国」なる虚構宣伝の影響を受けているのだろう。

こうした呼称を台湾に押し付けるのはIOCだ。こちらは中国の宣伝に騙されたというより、あの国の圧力に屈したのである。その結果、オリンピックなどは「台湾は中国の一部だ」とする中国の政治宣伝の舞台と化してしまっている。


そこで台湾では、そうした状況を打破し、台湾の尊厳を守るべきだとの主張が台湾本土派・独立派の間で活発化し、国民の共感を呼んでいる。二〇一六年のリオ五輪の開催時期などは、今までになくそうした声が高まった。

台湾のシンクタンク「台湾智庫」が十二月二十七日に発表した世論調査の結果によると、「我が国が将来国際的な活動に参加する時に使用すべき名称」として、五一%が「台湾」、三十四・六%が「中華民国」とそれぞれ答え、「中華台北」(チャイニーズタイペイ)はわずか九%。

この九%は、何が何でも中国との摩擦だけを嫌がる人か、自国より中国を愛する中国系で占められているのだろう。いずれにせよ、多くの人々が「チャイニーズタイペイ」の名に違和感、嫌悪感を抱いているようである。

一方、日本においても我々台湾研究フォーラムなど親台派の日本人が、二〇一三年九月に東京での五輪開催が決まった直後から、「チャイニーズタイペイ」の「台湾」への正名を訴える言論活動を進めており、台湾の民間とも協力関係を築いてきた。

そして二〇一六年二月、日本の我々は運動を本格化すべく「台湾2020東京」アクションをスタート。まずはIOC宛に「台湾」正名を訴えるネット署名を呼び掛けた。すると、これが台湾で大きな反響を呼び、現地メディアもこぞってこれを報じた。これを機に日台協力は更に深化し始めている。


そうしたなか、我々は東京都議会への請願運動など、日本での活動を広げるべく、まもなく「2020東京五輪『台湾正名』推進協議会」を発足させる。

会長には日本文化チャンネル社長の水島総氏が就任。今後は中国の圧力を恐れない親台勢力の結集を図って行くこととなる。

請願署名は国籍を問わないため、在日台湾人の他、台湾本国の人々とも協力の体制を築いていく。

「チャイニーズタイペイ」なる呼称を受け入れて台湾の尊厳、台湾人民の人権など意にも介さず、中国覇権主義を増長させて来たのはもちろん、ひとりIOCだけではない。各国の政府、国民もまた然りなのだ。そうした国際社会の空気全体を変えるための突破口を、日台共闘で開いて行くべきだと考えている。

なぜか。それは日台が中国の脅威の前においては生命共同体であるからに他ならない。

さて東京都議会への請願署名運動だが、来る一月三日にその第一弾を靖国神社前で実施する。主催は台湾研究フォーラム。署名運動には、より多くの個人、団体のご助力を賜りたい。


ご協力を!1月3日、「Chinese Taipei」を「台湾」に!2020東京五輪「台湾正名」請願署名活動
【日時】平成29年1月3日(火) 10時00分~16時00分
【場所】靖国神社 第一鳥居前 (東京メトロ「九段下」駅 1番出口前)
【主催】台湾研究フォーラム(台湾研究論壇)
【連絡先】070-6484-2624/080-7796-6353