台北市議も決起!東京五輪「チャイニーズタイペイ」を「台湾」に正す日台共闘の請願運動 : 台湾は日本の生命線!

投稿日 :2017年2月18日

台北市議も決起!東京五輪「チャイニーズタイペイ」を「台湾」に正す日台共闘の請願運動(付:台湾のテレビニュースによる記者会見映像) : 台湾は日本の生命線!
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2017/02/18/Sat

我々が一月に発足させた2020東京五輪「台湾正名」推進協議会の運動は、台湾でも賛同、協力する個人、団体が増加中だ。

東京オリンピックで台湾選手団を「チャイニーズタイペイ」ではなく「台湾」という呼称で呼ぼうと東京都議会に訴える請願署名活動が中心なのだから、それは当然のことなのだろう。

そしてそうした中、いよいよ与党民進党からも頼もしい共闘者が現れた。

同党所属の台北市議会議員、江志銘氏だ。二月十六日、自身の事務所で記者会見を開き、協議会の台湾代表である弁護士の何朝棟氏とともに、台湾国民に対して広く協力を訴えたのだ。


記者会見で署名を呼び掛けた江志銘台北市議


東京五輪「台湾正名」推進協議会の台湾代表、何朝棟弁護士も


会見の模様はテレビや新聞で全国に速報された

「日本人でさえ台湾を支持してくれているのに、自分たちが支持を表明しないでどうするのか」と。

また江志銘氏はさらに、今年八月の台北でのユニバーシアードの開催期間中、各地で「台湾は台湾!チャイニーズタイペイではない」といったスローガンを掲げ、国際社会にこの事実を伝えるべきだと訴えた。

台湾では親中国派(国民党勢力など)やノンポリ層が、「スポーツへの政治の持ち込み」などとして、こうしたアピールを批判するなどで論争が続いている。また「台湾は台湾」と書かれた横断幕が、競技会場のスタッフや警察に取り締まられるといった事件もしばしば発生するが、江志銘氏はこの日、そうした事態を惹き起さないよう、すでに台北市長に申し入れていることを明らかにした。

そもそも自国で開催する競技大会で、自ら進んで「中国領台北」と称する惨状を、国際社会には見せたくないというのは当然のことだ。そして「チャイニーズタイペイ」との偽りの名称の使用こそ、完全なる「スポーツの中国の政治宣伝の持ち込み」であるに他ならないのである。

よって我々日本人も、江志銘氏の主張には断固たる支持を表明したい。

なおこの日の会見の模様は新聞、テレビなど複数のマスメディアによって速報されている。今後の台湾における運動のますます拡大に期待を寄せたい。

もちろん我々もまた日本において、台湾の人々の立ち上がりを励みとしながら、更にいっそう頑張らねばと思うのである。