台湾の自由と人権に関心寄せるNHK―中国に媚びない「これでわかった!世界のいま」:台湾は日本の生命線!

投稿日 :2020年7月20日

台湾の自由と人権に関心寄せるNHK―中国に媚びない「これでわかった!世界のいま」:台湾は日本の生命線!
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2020/07/20/Mon

NHK総合の「これでわかった!世界のいま」は「〝とっつきにくい〟国際ニュースをやさしく噛み砕き、何が問題なのか、何が重要なのか、そして何が面白いのか、お茶の間のみなさんといっしょに考えてい」(番組HP )くという報道番組。

これまで「やさしく噛み砕き」たい一心からか、ニュース解説で人間を滑稽に描く低俗アニメーションを用いてきたが、6月7日の放送では、それで米国の黒人デモを茶化したため、人種差別だとの批判が巻き起こり、番組責任者の国際部長が謝罪に追い込まれ、「人権の尊重という原点に立ち返る」と誓約する一幕があった。その後はアニメーションを廃止したため、その分だけ内容が健全化、良質化されたようで何よりである。

そして「人権の尊重という原点に立ち返る」というのも、嘘ではなかったようだ。

7月19日の放送では「きょうの香港はあすの台湾」だとし、台湾を狙う中国の軍事的動向について解説したが、そこで登場した軍事専門のNHK解説員は台湾を巡る米中対立の現状について語った後、まとめとして次のように述べたのだ。

―――米中の対立が万一有事となれば、台湾の人達が傷つくのはもちろんだが、日本も巻き込まれる可能性は高い。軍事衝突という最悪の事態を回避するにはどうしたらいいのか。そして日本にとっても共通の価値観である自由や人権が蔑ろにされることはないのか。私達も台湾が直面する問題を自分事として関心を持ち続けることが大切だと思う。

日本のマスメディアはこれまで、明らかに中国への配慮によって、中国の軍事的脅威の前において日本と台湾は一蓮托生であるとの現実を強調することはあまりなく、そのため多くの国民もそうした認識を持てずに来たわけだが、それだけにこの解説の意義は大きいと思う。

これまで台湾を狙う中国に迎合し、台湾を中国領土扱いする報道を続けてきたのがNHKだ。それほどの媚中体質により、たとえ「人権の尊重」との「原点」には立ち返っても、「中国の政治宣伝」を「台湾人の人権」より優先する姿勢は変えないだろうと見ていたが、必ずしもそうではないところを今回見せてくれたので嬉しくなる。

この番組は最近、香港人やウイグル人の人権も尊重する対中批判姿勢も示していると聞く。もしNHK内部で中国に媚びない良識派が奮起しつつあるというのなら、日本にとってもアジアにとっても朗報と言えるだろう。この放送局の影響力は甚大につき。

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