敵は媚中の事なかれ主義―東京五輪「台湾正名」運動は参加の価値あり : 台湾は日本の生命線!

投稿日 :2017年2月3日

敵は媚中の事なかれ主義―東京五輪「台湾正名」運動は参加の価値あり : 台湾は日本の生命線!
http://mamoretaiwan.blog100.fc2.com/blog-entry-3059.html
2017/02/02/Thu

米政府系メディア、ボイス・オブ・アメリカ(VOA)は一月六日、「台湾の民進党の国会議員が台湾名義での二〇二〇東京五輪の参加を支持」と題する中国語のニュース記事を配信した。


米VOAの中国語ニュース。我々日本での「台湾正名」運動に対する台湾国会の反応を報じた

記事は我々日本の親台派が目下進行中である東京五輪での台湾代表を「チャイニーズタイペイ」(中国領台北)ではなく「台湾」の名で迎えようと訴える運動を紹介した上で、台湾与党、民進党の蘇震清議員の次のようなコメントを紹介している。

「各種世論調査を見ても、台湾人の六割以上が『台湾』の名を受け入れている。国際問題であれ中国の圧力であれ、そうしたことは台湾人に、自分達の道を歩み、自分達の国を堅持する方向へと向かわせている」

記事によれば、民間シンクタンクの世論調査の結果、国際活動に参加する際に相応しい呼称について、「台湾」との回答が五一%、「中華民国」が三四・六%となり、「チャイニーズタイペイ」は九%にとどまったという。

しかしその一方で国民党籍の廖国棟立法委員は、こう語ったそうだ。

「正名の問題は台湾国内が楽しければそれでいいという話ではない。やはり両岸関係(台中関係)という要素にも配慮しなくては。もし緊張が高まる両岸関係が好くない方向に向かう時、ブレーキをかけるべき時はブレーキをかけるべきだ」

どうも台湾では中国を恐れる人々が台湾正名に反対のようだ。それであるならきっと日本でも、そうした勢力は反対するのだろう。

そもそも「チャイニーズタイペイ」とは中国の圧力に屈したIOCが採用し、そしてやはり中国の圧力を恐れる世界各国が容認している呼称である。それを代えるとなれば必ず中国はきっと怒り出すからだ(すでに我々の運動に批判のコメントを出している)。

そういった横暴な中国に対し、そして事勿れ主義の国際社会に対し、我々は真実の声を武器に声を上げつつあるところである。

このように実に価値あることにつき、ここはひとつみなで頑張ろう。