台湾が報じた東京五輪「台湾正名」集会ー日本人の思いをどう受け止めたか:台湾は日本の生命線!

投稿日 :2017年3月27日

台湾が報じた東京五輪「台湾正名」集会ー日本人の思いをどう受け止めたか
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2017/03/27/Mon

我々親台湾派で結成した2020東京五輪「台湾正名」推進協議会は三月二十四日、都内の星陵会館において設立記念集会を開催。東京オリンピックでは台湾選手団を「チャイニーズタイペイ」(中国領台北)ではなく「台湾」の名で迎えようと国内外にアピールした。

日台の民間が連帯して中国の「一つの中国」のプロパガンダを打ち破り、台湾の存在、尊厳を確保しようとする、言わば画期的な集会となった訳だが、その模様は台湾の民視(フォルモサテレビ=FTV)でも詳報されている。

その内容を日本語に訳して以下に掲載する。我々日本人中心の運動が台湾側にはどのように受け取られているかが伝わると思うためだ。


二度と「チャイニーズタイペイ」を使わないで
(民視 2017/3/25)


台湾は国際的な舞台で、往々にして「チャイニーズタイペイ」の名を用いているが、今晩東京では東京五輪「台湾正名」運動の設立記念集会が開催され、台湾正名を支援し、台湾が「チャイニーズタイペイ」ではなく自分自身の名で国際競技会に参加できるようにしようと訴えた。台湾の陳奕齊・基進党主席や日本の参議院議員、東京都議会議員らも応援に駆けつけ、台湾関係法の制定の訴えまで聞かれた。

(陳奕齊・基進党主席):中国は長期間圧力をかけている。国際社会を利用した政治的圧力の下で台湾の名を奪い取った。東京オリンピックを機に、国際社会に対して台湾人民を尊重するよう求め、台湾と名乗る権利、権力を取り戻して行きたい。


日本の親台派が結成した東京五輪「台湾正名」推進協議会の集会に唯一台湾の政党の代表として主席した陳奕齊氏は、声高々に国際社会で二度と「チャイニーズタイペイ」の名を使用すべきではないと訴えた。


(許世楷・元駐日代表):台湾は台湾。チャイニーズタイペイのような紛らわしい、訳のわからない、中国の一部と間違われそうな名称で扱うことを拒否したいと思う。


登壇者には更に、日本の参議院議員、テレビ局社長らも含まれ、それぞれが東京オリンピックで「台湾」の名で参加させようと訴えた。

(水島総・日本文化チャンネル桜社長):もし東京オリンピックで、チャイニーズタイペイというありもしない名前で台湾の選手に出場してもらうことになったら、これは日本国民の恥だ」


(山田宏・参議院議員)国家の実態を持つ台湾には名実ともに『台湾』として立ち上がっていたくということが何より大事。そして日本も台湾関係法を整備するべきだ。


(小礒明・東京都議会議員):台湾の有事は日本の有事。台湾の発展は日本の発展。我々も東京でしっかりと台湾運動に参加し、台湾との友好を実践で進めて行きたい。


このように多くの日本の議員が、東京オリンピックにおける台湾正名を推進し、自己命名の権利を取り戻させ、台湾の名で世界に声を上げることができるよう応援している。