あけましておめでとうございます!
2020年、東京オリンピック・パラリンピックの年がついに来ました。
今年は1月11日に台湾総統選挙があります。香港では民主化を訴えるデモが現在も続いています。
日本では春に中国の習近平国家主席の国賓来日があり反対運動がはじまっています。
ウイグル、チベットの弾圧など様々な問題がある中で「国賓として迎えるべきではない」という声が広がっています。
2020年は今まで以上に世界中の多くの人たちが中国政府へ抗議の声を上げる年になります。
東京オリンピックの次の冬季オリンピックは2022年に北京で開催される予定です。
2008年の北京オリンピックではフリーチベットのデモが世界各地で起こりました。
オリンピックや国際スポーツに政治を持ち込んでいるのは中国政府です。
経済などを理由に中国政府への抗議を望まない人たちもいますが、しかしそれ以上に国際社会は中国政府の政治的な介入に不信感を膨らませています。それはスポーツの分野だけではありません。
2018年11月に台湾で行われた国民投票で「台湾名称で参加申請の国民投票」は不成立になりました。賛成は約476万票、反対は約577万票。選挙直前に「台湾」名義ならオリンピックの出場資格を失うというIOCの通達があったことは大変に残念なことです。東京オリンピックで公式に「台湾」での参加が実現することは難しい状況です。
しかし個人が「台湾」と呼んで応援し、自分たちの揚げたい旗を揚げることは自由なはずです。
東京オリンピックが開催されるこの日本で、香港やウイグルの人たちのように強制的に排除され拘束されることがあってはならないことです。
2019年12月にオリンピック休戦決議が国連総会で採択されました。「多様性と調和」という言葉を掲げるのであれば、政治的に自身のアイデンティティを押さえつけられる人たちがいることにも向き合うべきです。
「台湾2020東京」は夏のオリンピックに向けてIOCへ署名の提出やアピールについて具体的に取り組んで行く必要があります。
ご協力やご提案いただけますと幸いです。よろしくお願いいたします。