台湾で「反浸透法」公布、中国政府は「悪法」と非難:TBS NEWS

投稿日 :2020年1月19日

台湾で「反浸透法」公布、中国政府は「悪法」と非難:TBS NEWS
https://news.tbs.co.jp/newseye/tbs_newseye3880941.html

台湾で15日、中国からの介入を防止する目的の「反浸透法」が公布されたことに対し、中国政府は「正真正銘の悪法だ」と非難しました。

 今月11日に行われた総統選挙で圧勝した台湾の蔡英文総統は15日、中国政府などが台湾の政治や選挙に介入することを禁止する「反浸透法」に署名し、公布したと発表しました。違反した場合、5年以下の懲役や罰金が科されます。

 これに対し、中国政府は「反浸透法は正真正銘の悪法で、台湾同胞の自由を制限し、大陸と交流する権利を奪っている」と厳しく非難しました。

 また、蔡総統はイギリスメディアの取材に「独立を宣言する必要は無い。我々はすでに独立した国家だ」などと発言していて、中国側が台湾への圧力をさらに強める可能性があります。